ImPermanence Production
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今、美しきもの

2015.03.07

夜、中嶋夏さんのワークショップへ。久しぶりの「新しい」ワークショップ。今日はどんなワークショップじゃろ、とわくわくしつつ、体のあちこちが痛くて「今日はやめとこうか」と思う気持ちもあったけど、とにかく行く。場所は四谷。ちなみに四谷は三宅太鼓の練習場(メトロの四谷三丁目駅)もある。関係ないけど、僕にとって四谷の雰囲気はなんとなく暗い、というか、だだっ広いという感じ。新宿とかに近いわりに住宅地が多いからかの、と思ったりもする。道路も広いからかの、と思ったりも。 とにかく。ワークショップは地区の小学校を利用されて出来たセンター内で。地下の会場はぶちいい雰囲気。円柱状の柱がどーんと真ん中に立っていて、それは邪魔にならないで、空間の一部となってる。蛍光灯の明かりも、クリーム色の壁と同じほんのり感をあたえよる。いわゆるスタジオっていう感じのところじゃった、舞台にもなり得る素敵空間。そして更衣室となっとる隣の教室は外庭に面していて、3つの四角い台というか、オブジェというかそういうものがバーンと教室のど真ん中に1m弱の高さで存在しとる。不思議な空間じゃけど、とっても魅力的。

ワークショップはまずは野口整体を使ってリラックスするところからはじまった。これだけでも来た価値があるほど、ぶち気持ちええ。そしてストレッチ、休憩を挟んで、タスク的な練習をする。声にあわせて体を反応させる。ピッチの高い声、低い声、長い音、みじかい音、はねる音に体を自由に動かす。出来るだけ無意識に、踊るんではなく、体が音に動かされる、導かれる。体がこわばっていたり、コントロールされすぎたりすると、体は一定にしか動かない。一定にしか動かないと、頭で他の部分を動かそうとする。音に導かれるからだ、それに共鳴するからだ。先生は、「日本と西洋のダンスの違いは音楽にある」といっちゃった。音楽の発達に合わせて発達してきた舞踊は、日本のシャーマン、土着的な音楽とクラシックを基本としてきた西洋音楽とは違う。それから、先生は「創造することを考えない」ことを強く言われてた。自分の我・エゴを取り払うこと。周りの空気に踊らされるように、と。もっと奥は深いんじゃろうけど、その辺りはこれからも考えるとして。

最後にはインプロ。今日した二つのタスクを頭に入れて、「起き上がる」ことのインプロ。これは面白かった。「立体ではなく平面で」、「力を入れているところは細く表現する」。ただ、立ち上がるだけ、というか、身を起こすだけ。音楽に水のように体を漂わす。先生の言葉は今まで東京のいろんなところで学んだアプローチ、精神性、空間性を所作を通してどういう風に体から導き出すか、をつなぐようなワークショップじゃった。